この家の副題は「家族と一緒に育つ家と庭」。
外壁は塗り壁で自然に溶け込む外観に、室内には自然素材の珪藻土、床も全て無垢材を使用して、庭には家族それぞれのお気に入りの木を植えています。そんな庭と、家族も人も集いやすいリビングが家の中心になるように設計しました。家族が育つと、ライフスタイルも変わります。ずっと長く暮らしていくために、間仕切りなどの作り込みを極力減らし、将来子どもが希望した時に自由に可変できる仕様に。蔵とパントリー、リビングのベンチ型収納の3段構えでスッキリ片付きやすく家事導線も重視。
家族の成長とともに、住まいも成長するデザインです。
キッチンとダイニングテーブルを一体で作り、床に座る低い暮らし。目線が下がると家も広く見えます
リビングとキッチンが近く、家事の合間にリビング学習する子どもの勉強も見られます
広いテーブルをリビングの中央に。家族も、お客様も自然と集まってくるデザインです
大きな窓を開くと、庭が一面に。ウッドデッキの効果もあり、部屋が広く感じられます
家族の好きな木が植えられ、四季の移ろいを眺められる庭。木の成長も楽しみです
塗り壁と木が作る、自然を感じる外観
家族の「ただいま」「行ってらっしゃい」も開放的なこの玄関で
玄関の土間は、元気に遊んで汚れた子どもの帰りをお母さんが笑顔で迎えられるタイル張り。
キッチンの床もそのままタイルなので、毎日のお手入れと子どもの出迎えがスムーズ
将来必要になればいつでも間仕切りできるよう、コンセントや窓は事前にシンメトリーに配置。現在はゆとりのこども部屋に
家族並んでの歯磨きもできる、広い空間とした洗面所。遊びに来るお友達も、ゆっくり身支度を出来て安心です
寝室は曲線で繋がるレッドシダーの天井と壁で、隠れ家のような不思議な空間に。木と珪藻土の壁が調湿効果を果たすので、年中快適で穏やかな空気が流れています
平屋にも遊び心を。畳で出来た階段を上るとお客様用の和室が現れます